二人で始める世界征服 2
楽しめました。
今巻も基本的にはほのぼのとした物語で、肩肘張ることなく読めました。
今巻は恋愛模様が多かったかなという印象。
竜太をめぐっての千紗とありすのライバル関係がはっきりしているので、読んでいて楽しいです。
素直に照れている姿も可愛いですし。
積極的にアピールしては、足を引っ張り合ってしまうドタバタっぷりもいいです。
竜太が鈍すぎるという問題があって、進展というものは無いのですけどね。
その分、世界制服的なほのぼのさは減っちゃっているような。
新キャラであるヤトとの友情を絡めた物語ではあるのですが、前巻ほどの熱さも感じられず残念。
ヤトは恋愛関係を引っ掻き回す役割になりそうなので、今後の関わり方に期待というところなのかな。
ということは、恋愛重視にシフトということでしょうか。
住民とのふれあいのような、ほのぼのも欲しいなと思ってしまいます。
リンドブルムの口調には、どうしても笑っちゃいそうになります。
あと、母親が研究者ということは今後物語に関わってくるのかな。
こちらも楽しみ。
