いちばんうしろの大魔王


いちばんうしろの大魔王

いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫)

面白かったです。
凄く気楽に読めて楽しめました。


大魔王になると予言された阿九斗が大魔王へと近づいていく様子が良かったです。
近づくといっても、無自覚な言動のせいで追い詰められていくと言ったほうが正しいのでしょうが。
次々に悪いほうへと転がっていく展開に楽しませてもらいました。
あと、その無自覚な言動に振り回される絢子が可愛らしくていいですね。
こちらも楽しませてもらいました。


ストーリーとかに複雑さとかは無く、本当に気楽に読める作品でした。
ただ、深読みは無用とか言われてしまうと逆にしたくなってしまう天邪鬼なのですよね。
今後どうなるのか期待したいと思います。