戦う司書と追想の魔女
- 作者: 山形石雄,前嶋重機
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 文庫
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最後まで読んで、面白いと思えた。
ただ、読んでいる途中は完全には楽しめなかった。
理由としては、釈然としない思いが募っていったということかな。
つまらないわけではなく、むしろ読むのに没頭しているのにキャラクターの行動に嫌な思いを持ってしまって。
ハミュッツはもともと好きではないし、オリビアに関しても好きになれなかった。
唯一ヴォルケンは気に入ったのだけど。
しかし、最後は楽しめた。
暗い気持ちが募った分最後の展開に救われた。
釈然としない思いがすっきりと終わらせることが出来た。
続きが気になる終わり方をしているので、続刊が楽しみ。
今巻は驚くような展開が無いなぁと思っていたら、最後のオリビアがシャーロットに助けられたのにちょっと驚いた。普通にハミュッツに殺されると思っていました。ちゃんと伏線張ってあったのになぁ。
あと、ヴォルケンがなぁ…