戦う司書と追想の魔女

戦う司書と追想の魔女 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と追想の魔女 (スーパーダッシュ文庫)


最後まで読んで、面白いと思えた。
ただ、読んでいる途中は完全には楽しめなかった。
理由としては、釈然としない思いが募っていったということかな。
つまらないわけではなく、むしろ読むのに没頭しているのにキャラクターの行動に嫌な思いを持ってしまって。
ハミュッツはもともと好きではないし、オリビアに関しても好きになれなかった。
唯一ヴォルケンは気に入ったのだけど。


しかし、最後は楽しめた。
暗い気持ちが募った分最後の展開に救われた。
釈然としない思いがすっきりと終わらせることが出来た。
続きが気になる終わり方をしているので、続刊が楽しみ。


今巻は驚くような展開が無いなぁと思っていたら、最後のリビアがシャーロットに助けられたのにちょっと驚いた。普通にハミュッツに殺されると思っていました。ちゃんと伏線張ってあったのになぁ。


あと、ヴォルケンがなぁ…