創世の大工衆

創世の大工衆(デミウルゴス) (このライトノベルがすごい! 文庫)

創世の大工衆(デミウルゴス) (このライトノベルがすごい! 文庫)

いただいた本の感想です。
大工を題材にして建築の力で平和を目指すというのは面白いと思ったのですが、所どころで違和感があるのがちょっと。
シアに兵器を作るのをやめさせておきながら、そのシアを人質にとられたら兵器作りを引き継いで再開するカナトの行動がよくわからない。
完成させてから助けに行くのではなく、すぐに助けに行くのでは駄目なのかと。
兵器の本来の目的に最初から気づいているならわかるのですが。
そもそも、兵器って大工が作るものなのかな。
結局、存在が浮いているように感じた魔工具がなんなのかも分からないし。
綺麗にまとめてはあったのですが、そういうところが気になってしまいました。