蒼海ガールズ!2
1巻を読んだときには、この著者にしてはおとなしい作品だなと思ったものです。
充分おかしな作品ではあったのですが、前作の印象が強すぎて。
今巻では本領発揮といったところでしょうか、きわどいネタと変態性の高まった作品になってました。
あぁ、楽しい。
色々と弄ばれるシューたんはどのヒロインよりも可愛さを一番振りまいているよなと。
ちょっとやりすぎに感じてしまう部分もありますが、この作品を盛り上げている要素なので楽しいです。
今回は活躍の場も少なかったので、いざというときに男らしさも見せる展開をもっと欲しいと思ってしまいます。
一番乙女な役どころだと思っていたアリルの変態的描写には驚き。
シューフェンの言葉に浮かれたりと乙女的な点も多いですし、今後のシューフェンとの関係が楽しみ。
船の修理や戦闘といった点は至って真面目な描写で楽しめます。
物語自体も面白いですし。
シューフェンが認めてもらいたいという思い、ファムたちの思いとか、それによるすれ違いとホント本筋ではいたって普通なのにな。
次巻も楽しみです。
