もふもふっ 珠枝さま! 2


もふもふっ 珠枝さま! 2

もふもふっ珠枝さま!〈2〉 (MF文庫J)

面白かったです。
読んでいて楽しくて仕方ないです。
このシリーズは本当に大好き。


ドタバタとしつつ、ほのぼのとした物語にニヤニヤがとまりません。
妖怪たちに振り回されながらも、面倒を見てあげてしまう智宏が良いですよね。
給食でたこ焼きを作ってあげるシーンとか好きです。
ちょっとずれた妖怪たちとわいわいやっているのを読むのは和まされます。


今巻では好香とマヤが登場したのも嬉しいです。
どちらも、それぞれの魅力を存分に出してくれていましたし。
学校が舞台ということで出番が減ってしまうのかなという心配も。
好香には毎回出て欲しいな。


そして、やっぱり、コヒロは可愛いよなと思ってしまいます。
「クワッ」の一言で色々な感情を表現しているところがなんとも良い。
智宏に抱きつかれた時も良いですし、それを引き離された時も、先生と呼ばれた時も......ってキリないですね。


劇での珠枝様には、ちょっとはじけ過ぎていたような印象も。
石の怪とかを前にしたときのようなはしゃぎぶりだったのもので。
最後に見せた厳しさとかのほうが、らしいなと思ったりもしました。


オオヒロが今後もどう絡んでくるのかが気になるかな。
本当の目的はスエヒロに関することではないのかなとも思うわけですが、どうなのかな。