カンピオーネ! 2 魔王来臨

カンピオーネ!〈2〉 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-2)

楽しめました。
前巻はいきなり続編を読まされているかのような感覚に馴染めませんでした。
今巻でもそのような表現はあったのですが、予期していたということもあって特に気になる程ではありませんでしたね。

護堂にヴォオンから守られる立場だったということもあって、祐理の出番が多かったなと。
前巻では正直存在感が薄い印象だったもので、戦闘にラブコメにと活躍してくれたのが良かったです。
護堂のことを信頼することで本格的にラブコメに絡んできたのは大きいですね。
その結果、口移しで知識を与えるということで戦闘のサポートにも関わってきたりと相乗効果が素晴らしいです。
エリカの嫉妬を引き出してもくれるのでさらに楽しめましたし。

戦闘に関しても、護堂の独特のスタイルというものが分かってたので前よりも楽しめたかなと思います。
制約をクリアしながら戦っていくというのは燃えますね。
リリアナも加わって、自分の役割を把握することで協力しあっての戦闘だったということも楽しめた要因かなと。
今後もリリアナは関わってくるようなので期待したいです。
恋愛面に関してはどうなのかな。

次巻はやっと一番初めの物語が語られるとのことなので楽しみ。