アクマ・オージ


アクマ・オージ

アクマ・オージ (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 岡崎 裕信
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫
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楽しめました。
物語としては凄く単純なんですよね。
オージが困っているクラスメイトのために頑張るということの繰り返しですし。
解決法に至っては無茶をするとしか言いようがないものですし。
だからこそ、盛り上がる展開になっていて楽しめたのだと思います。
分かりやすいほどの悪役というのもそれを補強してたかな。


オージが凄く魅力的な人物なのに、その根底にある卑屈さのギャップも話を面白くしてたかなと。
他の登場人物に関しても個性的でしたし、馬鹿なやりとりとかも楽しめました。
それに、セイの真っ直ぐなところとか良いですね。
うん、可愛い。


あらすじから予想した物語とは全然違いましたけど面白かったです。
オージの活躍をまた見たいので、続きに期待です。