スイーツ!
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面白かった！
とても笑わせられました。
くだらなすぎて最高です。
そのうえ、甘酸っぱさも堪能できましたし。
章輔が麻衣たちとともに思春期の少女がもつ「スイーツ」と呼ばれる超常能力によって引き起こされた事件解決に挑むストーリー。
この思春期が物語のキーワードになっているわけですが、少女側に関しては問題ないにしても、章輔に関してはあまりにも酷い。
ずっとチャック全開でエロイ方向での妄想垂れ流しって。
くだらなさが満載で、本当に素晴らしいですね。
日常シーンで妄想そして、自分自身を抑えようともがく場面がなんとも。
戦闘においてでさえ敵そっちのけで戦う相手が自分自身というのにはもう笑うしかありませんよ。
挙句には、その妄想を攻撃に使うと。
精神を乗っ取ろうとする少女に全力の妄想を感じさせるとか最低です。
さらに、素っ裸にひん剥かれて、ロープで滅茶苦茶に緊縛される沙貴には同情の念を禁じえません。
ホント、笑いが抑えきれなかったです。
食い違いながらも成立する会話とか妄想以外の部分でも笑わせられる部分が多くて楽しめましたね。
コックさんとかヘンなとこでツボついてくるな。
「スイーツ」という能力の源に関しては、定番のものと言ってしまった良いかと。
それに章輔が気づいてからの展開は甘酸っぱさが全開で全然雰囲気が違うのですよね。
また違ったニヤニヤができて楽しかったです。
それまでも、章輔の妄想垂れ流しとはいえ麻衣たちのために必死に行動する姿には好感が持てますし。
最後は綺麗にまとめてくれたのが良かったです。
くだらなさに溢れ、甘酸っぱさが詰まった物語が読めて満足です。
