ANGEL+DIVE 2.REUNION


ANGEL+DIVE 2.REUNION

ANGEL+DIVE (2) .REUNION (一迅社文庫)

  • 作者: 十文字 青
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • メディア: 文庫
  • Amazonbk1

面白かったです。
相も変わらずな夏彦の言動に振り回される面々の様子を読んでいるのは楽しいです。
桜慈も第1印象ほど嫌なキャラじゃありませんでしたし、夏彦との関係は面白いです。
ただ、思いに気づいてもらえない希有は可哀想だなーと。


日常の一つ一つが楽しいわけですが、不吉なものを感じさせてくる場面も多いなと。
真鳥姉妹と父親の確執、夏彦と希有の疎遠とか。
前巻のラストの印象が残っているために、出来事の一つ一つがどう未来、というか現在なのかな、に繋がっていくのかと疑り深くなってしまいます。
何か決定的な出来事が起きるのか、色々な積み重ねも関わってくるのか興味深いです。


今回も本編は1990年、エピローグは200X年の物語だったですが。
正直、良くわからない。
どんな風に繋がるのかさっぱりですよ。
そもそも、200X年にまで辿り着くのには何巻でるのだろ。
気長に楽しんでいこうかな。
続きも期待。


1990年は土曜授業があったころなんだよなと、読みながらふと思ったり。