女帝・龍凰院麟音の初恋


女帝・龍凰院麟音の初恋

女帝・龍凰院麟音の初恋 (一迅社文庫)

微妙です。
プロローグという位置づけだからでしょうけど、物足りないという思いが強いです。
麟音と悠太が恋に落ちた理由、そしてその記憶が一切なくなっている原因の解明についてがまったく進展なしというのがひっかかってしまいました。
このシリーズ最大の謎なので、簡単に明かされるわけがないといえばそうなのですが、シリーズものだという認識がなかったもので。


恋に落ちていたはずの2人が今後、再びどのように恋に落ちていくのかという点では気になるかな。
恋に落ちていたらしいという前提での展開、麟音の女帝という立場、邪魔をしてくる存在と面白くなりそうな要素はありますし。
もちろん、記憶が消えた要因にも非常に興味ありです。
何が起きたのか、何故起きたのか、気になるので続きに期待してみようかなと思います。


ただ、どうもギャグが肌に合わないのだよな。