タロットの御主人様。(5)
面白かったです。
期待していた結夏を取り戻すための反撃に充分楽しませてもらえました。
後れを取った相手に対して、再び挑むというのが王道的で良かったです。
タロットの相性を考えて作戦を練るのかなとも思っていたのですが、こちらのほうが燃えますよね。
香澄の最後の反撃はそれはありなのか、と思いつつも一番気にいっていたり。
他のメンバーでも期待してしまいました。
ただ、秋人と真冬の勝負の決着についてはちょっと物足りないものを感じてしまいました。
曖昧な決着というものが必要だったとはわかるのですが、やっぱり主人公にはカッコイイところを見せてほしかったなと。
結夏を助けに来たシーンが格好良かったのに、最後はいつも通り情けなくなってしまいましたし。
らしいといえばらしいですが。
それでも、やはりというべきか真の力みたいなものがありそうなのでそちらを楽しみにしてます。
結夏にも何かありそうなのだけれど、何なのだろう。
封印をといたのもそうだし、気になる。
この作品は純粋にタロットバトルをしてくれていたほうが好きだなと思う。
続きが楽しみになってきました。