陰からマモル!⑩プリンセスアイリーン

成金女王こと沢菓愛里が1巻丸まるメインのお話。
愛里ってツンデレということになっているのでしょうか?
僕にはどうもそうは思えないのですよね。
デレがほとんど無いじゃんと。
むしろ百合のほうがイメージ強いよなと思ってしまうのですね。
それでも、今巻に関しては可愛いなぁと思えてしまって。
かなりニヤニヤさせられて面白かったです。


もう10巻なのですよね。
僕にとってこの作品はついつい買ってしまうという感じ。
ギャグものとしては期待していないのですが、たまにクスリとさせられることもありますし。
なにより、読み続けている一番の要因は気楽な部分かな。
難しいことを考えたりすることがない展開を良いと思える何かがあるのだよなぁ。


今回も基本はゆるゆるの展開なわけですが、第3話の「愛里をマモル!」ではちょっとシリアス入るのかなと思わされたりもしました。
愛里の勇気を振り絞った行為に、このまま終わって続きに色々と起きるのか!?などと妄想しちゃったりもしたのですが、やっぱりいつもどおりで。
ただ、オチにはちょっとやるせないものも感じてしまうのですが。
他にも、今回の忍術が物語全体のラストに繋がってくるのかとも期待してしまったわけですが、あっさりといつもどおりな感じでシリアス方面には行かないなぁと。
まぁ、アニメ版(かなり好きでした)のラストとかぶってしまいますしね。


次が最終巻とのことですが、どんな展開が待ち受けているのかなぁ。
気になるな〜


余談ですが、長髪の愛里のイラストがかなり良いです。