クジラのソラ03

面白いなぁ。
凄く好きです。
でも、なんか感想を書きにくいのだよな。
いつも同じこと書いている気がするけど、この面白さを表せないのですよね。
なんでだろう。


この物語を読んで一番感じるのは、キャラクターたちの絆の強さだと思う。
これもいつも書いてる気が^^;
他の物語を読んでいると、誰かが他の人を気遣うシーンでその気遣われる本人は気づいてない、けれど読者としては気づいているみたいなことはよくあるけど、この物語は逆なのだよな。
僕には気づかない部分でキャラクター同士が気遣い、そのことを分かり合っているのですよね。
そんな部分に描写が足りないとか思わずに、絆の深さみたいなものを感じ取ってしまいます。
こういうところが好きなのかな。


今巻は冬湖のために、聖一や雫が必死になる姿とかいつものことながら燃えます。
そんななかで、合間にはいる智香のパートがゆったり流れ感じで好きなんですよね。
智香も自分の果たすべきことをしているのですが、その独特の雰囲気が良いなと。


戦闘シーンに関しては、ずいぶん凄いことになっているな。
恒星の意味が、僕の認識していたものとは全然違っていたなんて。
ふつう考えませんよ、そんな風には。
ずいぶんと大規模なことやってたのだなと。


色々と謎が明らかになってきているけど、まだ不明な点も多いですよね。
全体像がどうなっているのか興味尽きないです。
それに、今巻のラストは…
真相が気になって仕方ないです。
次が最終巻のようで残念だなぁと思いつつも、ダラダラとやられるよりは良いかなとも。
続きが楽しみだ。