ムシウタbug 3rd.夢狙う花園


雑誌掲載の短編のためか、本編よりも明るいノリのシーンが多い。
そのため、悲壮感は本編よりは薄い、けれどもないわけではなくて。
虫憑きになったことでの世間との隔絶とか、夢への渇望とかは逆に際立っている面もある気がする。
そんななかでも「夢迎える想い」はなんか好きだなぁ。
ものすごく面白いというような物語ではないのだけれど、最後の雰囲気が好き。
あとからじわじわきました。
最初はウザイのですけどねw


bugを読み始めるのはちょっとためらってしまうことも。
過去編であるから、本編で話題になることがあるけど、結末について最悪のケースを想定してしまう。
だからか、読むのが不安になるというか。
どんな決着になるのか楽しみでもあるけど、終わってほしくないという思いも持ってしまう。
ジレンマだなぁ。