扉の外


扉の外

扉の外 (電撃文庫)


正直あまり面白く思えなかった。
中盤に入って面白くなるかなぁと思ったのだけど、結局いまひとつ盛り上がらない。


序盤が退屈。
なんか淡々としてるし、主人公の負の感情が垂れ流されているというか。
好きになれない。


中盤に入ってからはちょっと期待しちゃいました。
蒼井典子の登場が唐突過ぎのような気もしたのですが、戦略ゲームの観を呈してきたのでコレから心理戦とかに入るのかと思って。
背徳感も出てきたし。


後半もなんかなぁ。
ラストもしっくりこないし。
なんとなく予感みたいなものはあったけど、もう少し積み重ねとかなかったのかなぁ。
キャラクターをもうちょっと掘り下げて欲しかった。


それと、変な感じに後味が悪い。