クジラのソラ 02


いきなりアジア大会の最終戦から入ったので、前巻のときも思ったのだけど駆け足過ぎのような気がする。
ダラダラと書かれるのも嫌だけど、一気に場面が飛ぶのもちょっとなぁ。
局所的だよ。


文句から入っておいてなんなのですが、面白かったです。
最初は先に述べたように戸惑いがあったのですが、読み進めたらあまり気にならなくなりました。
本編中での場面の飛びが今回はなかったですし。


それに、この物語の一番の魅力は人間関係だと思うし。
互いに支えあっているのが伝わってきて清々しい。
冬湖が雫に語りかけるシーンとか良かったですし、他のキャラクターたちもさりげなく気遣っているのがわかるし。


ゲームの仕組みも明らかにされているのだけど、ゼイの目的とかにちょっと引っかかったり。
なんか微妙にわからない。
読み返さないとかな。


アウターシンガーの秘密とかもわかってきたけど、これからどうなっていくのかな。
読後感が爽やかに感じられるのだけど、これから鬱展開になってもおかしくないような気がするし。
ただ、続きを待つのみです。


読んだのが2週間以上も前なので、キャラクターの名前とか用語とかが結構思いだせない。
感想書いているのに、間違ってそうで怖い。
本が今手元にないしな。
とくに敵の名前がすっぽり抜け落ちてる。
なんだったけ?
頭に浮かぶのはストーカーだけど絶対違うし。