タザリア王国物語5 山獄の獅子王

山獄の獅子王―タザリア王国物語〈5〉 (電撃文庫)

楽しめました。
ストーリーは面白いと思うのですが、展開がまどろっこしいなと思ってしまうことも。

ジグリットがとうとうファン･ダルタと再会して、これから反撃の狼煙を上げるということで楽しめました。
主人公が活躍しくれたほうがやはり読んでいて楽しいです。
これからどの様に勢力を拡大していくのか非常に楽しみ。
ザハの手下になったとはいえ、ずっとと言う訳にはいかないはず。
一筋縄ではいかない相手だと思うのですが、どう対応していくことになるのかな？

ファン･ダルタのジグリッドに対する反応には笑いがこみ上げてきてしまいます。
喜んだり、いじけたりと忙しいなと。
本当にジグリットのことが好きなんですね。

ナターシとフツに関しては予想外。
先を不安にさせるような終わり方をしているので、この2人がどうなってしまうのか心配になってしまいます。
少なくとも、ナターシには幸せになってもらいたいので。
そろそろジグリットに再会しそうでもあるし、本当にどうなってしまうのかな。

じっくりと書かれていてそれはそれで楽しめるわけですが、より速い展開を望んだりもしてしまいます。
ジグリットの活躍をもっともっとと期待してしまっているからかな。
それに、新キャラも登場してと既存のキャラの出番が減ったりもしていることもあるしな。
続きが待ち遠しいということには変わりないので早く次巻を読みたいです。