放課後の魔術師 2 シャットダウン・クライシス


放課後の魔術師 ②シャットダウン・クライシス

放課後の魔術師 (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)

遥と安芸の関係が読んでいて楽しい。
積極的な遥が良いですね。
安芸の反応に一喜一憂する姿がなんとも微笑ましい。
本当に楽しい気分にさせられます。
遥のことを軽くあしらったりしながらも、意識し始めている安芸の様子にもニヤつけますし。
今後、2人の関係がどうなっていくのかが非常に気になります。


ストーリーに関してはジェシカについて語られたりと興味深い内容ではあったのですが、緊迫感があまり感じられなかったのが残念。
安芸が感じたような、遥が何をしでかすのだろうという考えが強かったことがひとつかな。
それと、敵側がどうもしょぼく感じられてしまって。
次巻につなぐというかたちだから良いのかな。


次は2年前に何があったのかが明かされるみたいなので楽しみ。
どこまで明らかになるのかな。
仄香についての言及に期待したいなと。