七歳美郁と虚構の王


七歳美郁と虚構の王

七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)

あまり面白くなかったです。
なんなのだろう、特徴を感じないというか。


異能バトルものって言うのかな。
そういう作品の基本をなぞったような印象です。
二つ名とか超人とか出てくるのですけどインパクトが感じられなくて。
戦闘シーンはもの凄く派手なのに盛り上がらないし。
黒幕の白雪がかなり持ち上げられているけど、その凄さが伝わってこなかったり。
ストーリー展開としても衝撃的なものは感じず、淡々と進むなと。
そのため文章として話が進んでいって、物語として引き込まれないのですよね。


読み易くはあるのだから、なにか飛びぬけたものでもあれば楽しめたのでしょうけど。