シフト1 -世界はクリアを待っている-

面白かったです。
ラストのストーリーが素晴らしすぎ。


1巻目ということで世界観の説明とかは多かったかなと。
つまらないわけではないですが、文章を追っていく感じになってしまった部分も。
それでも、現実と夢での違いから起こる物語展開に楽しませてもらいました。


そして、なんといってもシェヘラザに関するエピソードがたまらない。
現実世界と夢世界、人系と怪物系という差異が生み出す悲劇が絡まりあっていて、ぐっときてしまいました。
ラケルの悲しみと怒りには感情移入しまくりです。
エピソードでは涙ぐんでしまいました。
凄く良かった。


3ヶ月連続刊行ということですぐに続きが読めるのが嬉しいですね。
続きはどんな展開が待っているのだろう、楽しみ。