戦う司書と終章の獣


戦う司書と終章の獣

戦う司書と終章の獣 (スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 山形 石雄
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: 文庫
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凄く面白かったです。
徐々に明らかになるバントーラ図書館の真相に興奮しながら読み進めていました。
ずっと気になっていた武装司書と神溺教団の関係には納得させられました。
今までの各々の行動をスッキリと理解できました。
それにしても、こんな真相を持って来るとは。


ハミュッツとマットアラストの過去について書かれていたのも興味深かったです。
ハミュッツは昔から変わっていないのだな、この物語のキーキャラなのだなと思ったり。
どうやら重要なキャラであると認識が欠落してしまっていたようです。
マットアラストに関しては昔は違っていたのだなと。
あとは、苦労人というイメージだったのですが、それ以上に苦労していたのだと思ったりも。
ただ、今巻では格好良いと思わせてくれました。


最も気になるのは、これからどうなるのということ。
本当に全然予想もつきません。
ラストに向けてどう話が転がっていくのか気になって仕方ないです。
続きが早く読みたい。