断章のグリム 6 赤ずきん・下


断章のグリム? 赤ずきん・下

断章のグリム〈6〉赤ずきん〈下〉 (電撃文庫)

面白かったです。
上巻を読んで色々と考えをめぐらしていたわけですが、考えもしないほうへ話は転がっていって。
特に石の真相については思いつきもしませんでしたよ。
明らかになっていく事実に今回も楽しませてもらいました。


そして、今回も痛かった。
肉体的にもなんですが、精神的にもきついよなと。
あまりにも凄惨すぎるというか。
これからの勇路が気になります。
今回の終わり方は再登場を意味しているものなのか判断がつきかねないというのもあるのですが。
この作品は事件としては完結していても、そのほかの部分では決着はついていないということがあるので全体として繋がった話もあるではと期待もしてしまったり。
純粋に次の物語も楽しみですし。