C3−シーキューブ−


C3−シーキューブ−

C3―シーキューブ (電撃文庫)

明るい雰囲気に戸惑い。
「ぼくと魔女式アポカリプス」みたいなものを想像していたもので。
ただ、読み進めていくうちに慣れたというか、明るい雰囲気を楽しめるように。


黒い部分に関しては、フィアの正体で出てくるけどそんなでもないなと思っていたら、敵側でのいきなりの鬱シーンにうあぁぁという感じ。
そして、逆に違和感を感じてしまって驚きです。
魔女式のときには全体的に負のイメージの中、希望の光を見出すみたいな感じだったので好きだったのですが、
逆に全体的には明るい雰囲気で、黒いシーンが部分的に濃縮されているのものは苦手なのかな。
そのため、もともとは黒い部分を期待していたわけですが、明るい部分を中心にしていって欲しいなぁと思えてしまいました。


免罪符機構の効力については、明るい要素のはずなのに負の要素も期待させられてしまいます。
追い詰めていくことにもなるのか、と黒い展開が楽しみに。
あぁ、言ってることが矛盾しているなぁ。