迷界のアマリリス


迷界のアマリリス

迷界のアマリリス (HJ文庫)


面白かったです。
なんと言っても、読後感が良いですね。


内容的には悪夢を扱っているというところで陰湿なシーンとかもあるわけですが、あまり鬱グロの印象は受けなかったですね。
激しい描写は苦手な僕としては、このくらいでもいいかなと。
もうちょっと描写を濃くしたほうが落差が出て良いかなとも思いますが。


主人公・歩の性格的なものもあるのかな、暗いイメージよりも爽やかといっては大げさな気もしますがそんな感じを受けるのは。
こういうワルっぽいけど良いやつってキャラ好きです。
ところどころに明るい話題がちりばめられているところとかもそうかな。


そんな感じで、上述のように良い気分で読み終える事ができました。
こうスッキリ終わるのって良いですね。


そういえば、なんとなくカバーを外してみたらイラストがあってびっくり。
手持ちの何冊かで確認したのですが、コレが特別なのかぁ。
それとも、たまに入れてるのかなぁ。


イラストの内容が内容だけに、あまり良い気分になれないのが…
ちょっと怖いのですが。