銀月のソルトレージュ ひとつめの虚言

面白かったのだけど、もやもやとしたものが残る。
この物語はまだ始まっていないような気がしてならないというか。
プロローグを読んだ感じ。
終わり方のせいかなぁ。
シリーズものだからおかしくないのかもしれないけど、売れなかったら…とあとがきに書かれるとなんともいえない気分になってしまう。
実際、1巻打ち切りってあったし。
などと、うだうだ思っていたのが最初の感想、のハズ。


2巻が出るとのことなので、1巻の感想も残しておきたいなと思って読み直しました。
よく覚えてなかったので
面白かった、というのはもう書いたか。


リュカのことを理解しているから今の状態を保とうとするアリス。
そんなアリスの望みを叶えたいから一定の距離でいるリュカ。
こんなリュカとアリスの関係がじれったいと思いながらも、楽しんでしまう。
ここにジネットという要素が加わるとどうなるのだろうとも期待してしまうし。
ジネットも好きなキャラに思えるしな。
使命を果たすために自分の心を押し隠そうとするけど、隠し切れないところとか。


それなりにエグイ描写のあるのだよな。
くどく書いていないからあまり記憶に残らないけど。


あと、気になる部分がいくつか。
これから明らかになるのだろうけど色々と想像してしまう。
でも、きっと外れているのでここには書かずにと。