空ノ鐘の響く惑星で12

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)


すごく面白かった。
もうその一言に尽きる。
大満足です。


最初の頃はいつまで続くのか、ほんとに完結するのだろうかなんて思ったりもしましたが
最近はもう終わってしまうのか思ってました。
正直12巻全ての巻に盛り上がる展開があったわけではないですが、それでも心に残るストーリーでした。
これで終わりなんて淋しいです。
けれど、純粋に楽しませてもらえましたし、次の作品に期待したいと思います。


今巻はなんていうか、戦闘&ラブですね。
戦闘シーンではパンプキンがカッコ良すぎ。
他のキャラクターたち(バロッサとかね)も十分カッコよかったのですが、パンプキンは別格ですね。
もうホントたまらなかった。


ラヴに関してはイリスとエンジュがラブラブ過ぎです、もう。
イリスは嫌なキャラであったはずなのに祝福しちゃっている自分がいます。
良かった〜


ここまで感想書いて主人公たちについて一言も言及してないですね。
別に印象が薄いわけではないんです。
フェリオもカッコ良かったし、三角関係の決着についても僕としては全然問題ないですし。
ウルク、リセリナともに見せ場を持ってきてくれましたしね。
これで決着をつけずに曖昧に終わらせていたら不満たらたらでしょう。


ラストの視点&展開がちょっと驚きだったですね。
ちょっとじれったく思ってしまう部分もありますね。
けど、この作者さんはラストに読者の想像の余地みたいなもの残してくれるイメージがあるので色々と想像して楽しみたいです。
そういえば、続編可能のような…


あとがき読んで1巻が出てから3年しか経ってなかったのか思いました。
もっと長かったような気がしてたまらない。
よっぽど待ち遠しかったのですかね。
あとがきではもうちょっと筆か速かったらと書かれていますが、3年で12巻は筆が速いと言っていいと思います。
これからもコンスタントに出してくれたら嬉しいな。